過去ログ - 【安価】めぐねえ「私のこの眼は」ゆき「ハザード・アイ」
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92: ◆jH3Q3bIrRM[saga]
2016/02/08(月) 21:47:21.42 ID:N+U41MVT0


グシャ、グシャ、

みーくん「なに……これ……?」

その部屋は全焼していた。
もちろん、人も一緒に跡形もなく燃えていた。
酷い匂いがする。


圭「おはよう、美紀」

みーくん「圭!」

圭「ごめんなさい。もう分からなくなっちゃったから」

みーくん「え……?」

みーくん「これ、圭が……?」

圭「リーダーが死んだって聞いた時は本当にビックリしたよ」

圭「すっごい泣いたしね」

圭「でも、美紀を責める気にはなれなかった」

圭「そんなことしても、意味がないから」

圭「だからこそ、美紀を責めるみんなが許せなかった」

圭「……結局、私たち二人になっちゃったね」

みーくん「圭……ごめん」

圭「謝ることないよ、美紀は何も悪くないから」

圭「でもね、美紀」

圭「このままでいいの?」

みーくん「……?」

圭「私は、そう思わない」

圭「こんな意味の分からない事に巻き込まれて、大切な人を沢山失っちゃうなんて」

圭「生きていても何の意味もない」

圭「だから私が、みんなを守る」

みーくん「……」

圭「ねえ美紀、生きていればそれでいいの?」

圭「私はそう思わない」

圭「何かを目標に生きてこそ、本当の意味での『生きる』って事だと思う」

圭「私は外に出るよ、美紀」

みーくん「なっ……!」

圭「美紀のその能力の事も調べて、美紀も守る」

圭「だから、待ってて。美紀」


バタン

――現在――


みーくん(それから私は笑わない)

みーくん(ただただ彼女を待っている)

みーくん「ん……? なんか落ちてる?」

みーくん「シャベル……? これって……!」





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