過去ログ - 小鳥「今日は皆さんに」 ちひろ「殺し合いをしてもらいます」 2
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13: ◆goOkhZhHlo[saga]
2016/02/06(土) 22:38:58.03 ID:T1JAYQW2o
敵二人は真っ直ぐ自分に向かって、集落に向かって、走っている。
どうする、また前と同じように音響閃光手榴弾で怯ませるか。
いや……相手はもう、「これ」が爆音と閃光を発する武器であることを知っている。
気付いた瞬間に耳と目を塞がれれば、貴重な武器を一つ無駄にしてしまうことになる。

伊織は数秒の間で懸命に思考し、その結果、音響閃光手榴弾を地面に置いた。
そして拳銃を両手でしっかりと握り締める。

もしこの時集落に負傷した仲間が居なければ、
伊織は恐らく森の中へ入っていただろう。
そして草木の陰に身を隠しつつ、凛達の横から、
あるいは後方に回り込むようにして、襲撃していただろう。

しかしそれはできない。
そうやって襲撃した場合
もし失敗すれば、恐らく凛達はのまま集落に逃げ込む。
そしてどこかの民家に身を潜めようとするかも知れない。


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