過去ログ - 小鳥「今日は皆さんに」 ちひろ「殺し合いをしてもらいます」 2
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17: ◆goOkhZhHlo[saga]
2016/02/06(土) 22:50:11.70 ID:T1JAYQW2o
凛達の消えた辺りに向けて更にカチカチと数回引き金を引いた後、
伊織は拳銃を下ろす。
「やっぱり」、というのが伊織が最初に抱いた感想だった。

こうなるだろうとは思っていた。
少しでも冷静に考えることができれば、あの状況で投降するわけがない。
それに思ったとおり、銃撃というのはそう簡単に当たるものではなかった。

そして、その感想から少し遅れて後悔がやってくる。

「失敗のリスクなど考えず、手榴弾を投げておくべきだったのではないか」
「考えてみればピンを抜かずにブラフとして使用する方法もあった」
「やはり回り込んで襲撃しておいた方が良かったかもしれない」
「武装解除など求めず、二人が静止している隙に撃ってしまえば良かった」
「もっと近付いてから姿を現せば良かった」

次から次へと、もっとああしておけばという思いが湧いてくる。
伊織はそれを振り払うように、頭を振った。


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