25: ◆rYabpcH/DQV2[saga]
2016/02/04(木) 21:17:24.00 ID:F1ImYUvc0
〜〜〜
女「おまたせー!紅茶いれてきたよー!」
男「ありがとな。だいたいの導入は済ませてあるけど、微調整するから、ちょっと待っててくれ。」
星は一瞬たりとも休まず動いている。だからあらかじめ望遠鏡に導入しておいても、時間が経過すると、望遠鏡の狭い視野ではすぐに見失ってしまうのだ。
微調整をして、再びかに座ι星を望遠鏡の視野に捉える。少し右に寄ってしまったが、まあ問題ないだろう。
男「出来たぞー!」
女「ありがとー!………………?」
男「ん?どうした?」
女「うーん……見えないよ?ι星…」
男「え?……そんなはずは……」
もう一度レンズをのぞいてみたが、二つの星が端のほうで小さく輝いている。でも、端に寄り過ぎてしまったせいかもしれない。今度はしっかり星たちを中央にもってきた。
男「…よし!これでみえるか?」
女「……おー!みえたみえた!相変わらずキレイだね〜!」
男「…………」
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