32: ◆rYabpcH/DQV2[saga]
2016/02/09(火) 22:13:43.81 ID:bKUpF2zb0
幸い、その時は大した怪我ではなく、額に大きなタンコブが出来たぐらいだった。
しかしそれ以来、女は何かにぶつかったり、つまずいたりすることが多くなった。階段から落ちそうになるのも、決して珍しいことではなかった。
そして、中学2年になって、その頻度は格段に多くなったように感じた。極めつけはあのレンズキャップだ。女の目の前にあった上、物が全く見えないほどの暗さでもなかった。
流石におかしいと思った俺は、感じている違和感を女母さんに言うべきか、かなり迷った。
俺が感じている違和感を女が感じていないはずはない。女がそれを女母さんにまだ伝えていないということは、女本人が言いたくないということだろうから。
だけど、このまま放っておいては、取り返しのつかないことになるかもしれない。そう思うと、女母さんに伝えずにはいられなかった。
俺から話を聞いた女母さんは翌日、女を地元の総合病院に連れて行った。
43Res/20.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。