4:名無しNIPPER[saga]
2016/02/03(水) 20:02:46.19 ID:eROB17h/0
「あ、あの――四条さん。私のを一個、あげちゃいますぅ」
結構多めに作ってきたつもりだったのに、もうお皿の上は空っぽさー。
自分の分を食べきって、物足りなさそうに指をくわえる貴音に、雪歩が一個あげた。
「な、なんと――深甚たるお心遣い、感謝致します、萩原雪歩」
目を潤ませて、大事そうに頬張る貴音。
そ、そんな大げさに食べなくても――。
「いつもいつも、少なすぎだよぅひびきん!」
真美がサーターアンダギーの少なさに文句を言った。
なんだよー、文句言ってばっかりだなーこの二人は!
「皆の分作ろうとすると、すごい量になっちゃうからしょうがないよ」
春香が二人をたしなめる。
でも、今度は伊織の顔も少し不満そうだぞ。
「春香。あんたお菓子作り得意でしょう?
響からレシピ教えてもらって、二人で量産体制を構築しなさいよ」
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