過去ログ - 男「ズバリ、敗北が知りたいでしょう!!!!!!!」
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10:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:20:49.86 ID:fLnUlkVv0
今世紀最大の負け惜しみに憐みを抱く神父は胸の前で十字架を切り、それを合図に死刑執行官がレバーを引く・・・



起きてはならぬことが、そのとき起こった!!!!!!
以下略



11:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:22:10.19 ID:fLnUlkVv0
絞首刑は10分間絞首状態を継続した後、医師の死亡確認をもって執行完了となる。
生気を失い、だらしなく舌を垂らしながら横たわる男の首に、医者は聴診器をあてがった。

――ドクン――

以下略



12:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:22:39.46 ID:fLnUlkVv0
そう、そんなことはありえない。あってはならない。

――ドクン――ドクン―ドクン―ドクン――――――――



13:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:24:31.41 ID:fLnUlkVv0
次の瞬間、男は牛乳瓶の底のようなレンズの奥にある目をカッと見開き、一瞬で銃を持った刑務官4人を蹴りのみで屠り去った。
あまりの光景に声を失い、動けずにいる刑務官2名も1秒後に顔面を潰された。

続いて、人並み並外れた筋肉を膨張させ上半身の自由を奪っていた拘束具を弾き飛ばす。



14:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:25:35.70 ID:fLnUlkVv0
丸尾「ズバリ、いつもそうでしょう!!あなた方はいつもつまらぬ勝利をもたらせてくれるでしょう!!!!!」


不満そうな彼は、動けずにいる残りの者たちも同様に八つ裂きにした。

以下略



15:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:26:29.02 ID:fLnUlkVv0
【うな重】

刑務官「なに!?」

刑務官「・・・うな重を、、、食べたい!?」
以下略



16:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:31:56.60 ID:fLnUlkVv0
刑務官「それが人生最後の言葉かね。死ぬ間際になってまでそんなものに執着するとは・・・」

刑務官「ここから見る君の人生最後の姿は、正に重箱の中のウナギのかば焼きそのものといった風情だが・・・」

刑務官「いずれにしろ死の手前・・・、ほんの一瞬ではあるが君は自分の夢が二度と実現しないことをイヤでも実感するであろう」
以下略



17:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:32:38.82 ID:fLnUlkVv0
一通り喋り終えた刑務官が右手を上げると、白衣を着た男は電気椅子のスイッチを入れた。

一瞬にして高圧電流が体中を巡り、男の目隠しからは血の涙が滲み出る。


以下略



18:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:33:04.95 ID:fLnUlkVv0
バンッッ

という大きな音と共に、突如その男は電気椅子の上から姿を消した。




19:名無しNIPPER
2016/02/03(水) 21:33:42.96 ID:fLnUlkVv0
同時に、刑務官の後方でライフルを抱えて警戒をしていた2人の不幸な男たちの肩に後方から優しく手が添えられた。


男「うな重・・・」



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