過去ログ - 男「バスケ飽きたから引退しようかな」
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4: ◆fWtmtT1j.A[sage]
2016/02/03(水) 22:48:11.48 ID:THuLDyS5o
登場も提案も突然
場が静まるのは当然だ

1拍置いて、一人が口を開いた

高校生1「だってさ、どうする?」

高校生2「いいべ」

高校生3「おっしゃ、その勝負受けますよーー!!」

男「ありがとうございます!!」

高校生2「失礼だけど、君何歳?」

男「まだ中三です」

高校生1「おっ、高校生3これは負けられませんねぇ」

高校生3「負ける気はないけど伸長俺よりでかくてくやしい」

男「あっ、……なんかごめんなさい」

高校生2「君が悪い訳じゃないし、謝るのはより残酷だよ」

高校生3「挫けそう」

高校生1「高校生3の心が壊れる前に始めようぜ」

男「うっす!!」




男「ふぅ……お疲れ様でした」

高校生3「くっそ……お疲れ様……まじか……」


結果だけで言えば、俺の圧勝だった
相手の高校生が下手な訳ではない
基礎もしっかりしている上に、ディフェンスにも隙が少ないいいプレイヤーだった

高校生2「ヤバイなあいつ」

高校生1「普通に俺がやっても勝つ自信ないわ」


遠目に会話が聞こえる
本人たちが言うならば、やれば本当に俺が勝つのだろう

再び芽生えかけたバスケへの興味
高校バスケへの失望と共にそれが枯れようとしていた


男「はぁ…………」

男「突然すみませんでした、ありがとうございました」

頭を下げ、コートを立ち去ろうと振り替える



チビ「君、とってもバスケ上手だね」


そこにはさっきの年下らしき少年が仁王立ちしていた

男「え、あぁ、ありがとう」

俺はまだ知らなかった

チビ「じゃあさ……」



この出会い、この提案が


チビ「次は僕と」


俺の未来を変えることを


チビ「1on1しようよ」


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