過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
1- 20
15:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2016/02/04(木) 22:36:36.39 ID:CfCJnlBC0


そんなの、わからないわよ。

今まで何もしなかった私が悪い。

そして、さっきの穂乃果の文を見るだけでも、2人とも幸せそうなのがわかる。

私はその2人を繋ぐ太い糸を切ることが出来るのか。

出来ないわよ。

どんなに私があの子のことを愛しても、穂乃果の持つ海未への想いと、海未の持つ穂乃果への想いに勝てるわけがない。

で、穂乃果は優しいから、そんな穂乃果に、面と向かって「ごめんなさい」って言われるのが怖い。

きっと、最初から叶わぬ恋だったんだ。

こんなに考えて....私は....。


希「にこっち....おいで?」

にこ「ふぅっ....ぅっ」


何がおいで、よ。

そんなに優しくされたら、行くしかないじゃない。

我慢しようとしてたモノが、一気に溢れ出る。


にこ「うぐっ....うわぁぁぁぁん」

希「うんと泣きぃ。ウチしかおらんから」

にこ「ひっ、ひくっ、のっ、希ぃっ....あぁぁぁん」


初めて恋をした。

相手は太陽みたいな女の子。

そんな空高いところにある太陽に、ちっぽけな私の手が届くわけがないのに、ずっと追いかけてしまった。

そして、太陽は、いつも通り海に沈んでいって、私よりも大きな大きなその海と結ばれた。

悲しいよぅ....悔しいよぅ....叶わぬ恋だなんて、分かってたはずなのに。

涙が、止まらない。


にこ「ひっく....ぇぐっ、うっ、はぁ....んっ」

希「辛いなぁ、よしよし。にこっちは強いよ、我慢、しようと頑張ったんやから」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/51.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice