過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2016/02/04(木) 22:36:36.39 ID:CfCJnlBC0
そんなの、わからないわよ。
今まで何もしなかった私が悪い。
そして、さっきの穂乃果の文を見るだけでも、2人とも幸せそうなのがわかる。
私はその2人を繋ぐ太い糸を切ることが出来るのか。
出来ないわよ。
どんなに私があの子のことを愛しても、穂乃果の持つ海未への想いと、海未の持つ穂乃果への想いに勝てるわけがない。
で、穂乃果は優しいから、そんな穂乃果に、面と向かって「ごめんなさい」って言われるのが怖い。
きっと、最初から叶わぬ恋だったんだ。
こんなに考えて....私は....。
希「にこっち....おいで?」
にこ「ふぅっ....ぅっ」
何がおいで、よ。
そんなに優しくされたら、行くしかないじゃない。
我慢しようとしてたモノが、一気に溢れ出る。
にこ「うぐっ....うわぁぁぁぁん」
希「うんと泣きぃ。ウチしかおらんから」
にこ「ひっ、ひくっ、のっ、希ぃっ....あぁぁぁん」
初めて恋をした。
相手は太陽みたいな女の子。
そんな空高いところにある太陽に、ちっぽけな私の手が届くわけがないのに、ずっと追いかけてしまった。
そして、太陽は、いつも通り海に沈んでいって、私よりも大きな大きなその海と結ばれた。
悲しいよぅ....悔しいよぅ....叶わぬ恋だなんて、分かってたはずなのに。
涙が、止まらない。
にこ「ひっく....ぇぐっ、うっ、はぁ....んっ」
希「辛いなぁ、よしよし。にこっちは強いよ、我慢、しようと頑張ったんやから」
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