過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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20:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2016/02/04(木) 22:39:39.21 ID:CfCJnlBC0

― 動物園 ―


海未「猿も意外と可愛いんですね」

穂乃果「何言ってるの、当たり前。お猿さんは動物園の隠れたスターなんだよ?」


隠れたスターなのかはよく分かりませんが、2人で猿山に釘付けになっていました。

ぴょんぴょん跳ね回ったり、人間みたいに温泉に浸かったりする猿。

穂乃果も、小さい赤ちゃん猿を見つけると、蕩けるような甘い声で、可愛い可愛いと連呼していました。


穂乃果「ねねっ、穂乃果パンダさん見たい!」

海未「あ、それじゃあ見に―わわっ!?」

穂乃果「早く早く〜」

海未「ちょっ、まっ、引っ張らないでください〜」


まったく、小学生みたいにはしゃいでいます。

そんな穂乃果も、可愛いんですけどね。

私が手を握ると恥ずかしがるくせに、今は自分から引っ張っていきます。

穂乃果の柔らかい手、この感触、大好きです。

そのまま引っ張られて、パンダ舎まで来ました。

が....。


穂乃果「パンダさん???」

海未「あらら、こっちを向いてくれませんね」

穂乃果「あぁう....やだー!顔見たいよ!」


確かにここの人気者の顔を見れないのは悔しいです。

少しでもいいから振り向いてくれればいいのですが。

そう思っているのに、パンダの方は知らんぷりで、笹をむしゃむしゃ食べています。


海未「穂乃果....」

穂乃果「は、はは....世の中そんなに甘くないよね」

海未「そ、そんなに落ち込まなくても」

穂乃果「だってパンダさん見たかったんだもん!」


さん付けと語尾のもん!が可愛いすぎて、私はそれだけで満足しそうでした。



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