過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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31:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2016/02/04(木) 22:46:00.09 ID:CfCJnlBC0


穂乃果「....隣に行ってもいい?」

海未「えっ、はっ、はいっ!」


隣って、今私の横に来るんですか。

なぜ、どうして、あの穂乃果が自分から、こんなに積極的に。

私、誘われているのでしょうか。

やっぱり、キスとかってしたいものなのでしょうか。

穂乃果も、そう思っているのでしょうか。

私は....本当はしたい。

大好きなあなたとなら、したい。


穂乃果「ねぇ、海未ちゃん」

海未「はい」

穂乃果「海未ちゃんって....」

穂乃果「ちゅう、とかしてみたいって....思ったりするの?」

海未「っ!」


ベッドに寄りかかっていた私の隣に来た穂乃果は、体育座りで、足をモジモジさせながら聞いてきました。

私が鈍いからだったのか、穂乃果がちょっぴりエッチな子だったからなのか、それともこれが普通なのかは分かりませんが。

やはり、誘われています。


海未「えっと....」

穂乃果「....はぁ....はぁ....」

海未「ぁ....」


今、ある事に気づきました。

穂乃果が、じんわりと涙を浮かべていること。

そして、呼吸が荒くなっていること。

きっと穂乃果は、ものすごく大きな覚悟でいるんだと思います。

私以上ドキドキしていて、緊張している中で、自分から「キス」という大きな扉への鍵を開けたこと。

私はどうすればいいのか、こんがらがってしまって。

何故だろう、今さっきまで、自分のことで手一杯だったのに、穂乃果のことを考えてしまうようになってきました。

このまま私からキスをしに行っていいのか。

まだ早いのではないか、って。

本当はしたいのに、要らないことが頭に浮かんできてしまう。

こうしているうちに、何秒も時間が過ぎていく。


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