過去ログ - 海未「ティッシュ箱を投げつけられました。」【ラブライブ!SS】
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2016/02/04(木) 22:32:38.25 ID:CfCJnlBC0
― 就寝 ―
穂乃果「海未ちゃん、起きてる?」
海未「すぅ....すぅ....」
穂乃果「寝ちゃった?」
海未ちゃんはお布団に入ってから寝るまでが早いなぁ。
穂乃果はお昼寝しちゃってたから、寝れるか心配だけど。
ベッドを降りれば、下に敷いてあるお布団で、海未ちゃんが寝てる。
隣に、すぐ近くに、無防備な好きな人がいる。
どうしよう、最近ドキドキしすぎてて、もしかしたら死んじゃうかも、なんて思えちゃう。
そして、あの柔らかな甘い匂いを近くで嗅いでみたいって。
体が勝手に動きました。
穂乃果「海未ちゃん....本当に寝ちゃってるの?」
穂乃果「お、おーい」
囁きながら体を少し揺すっても、起きる気配は無い。
綺麗な唇は少し浮いてて、サラリと長い髪の毛は枕元に広がってる。
起きてる時には出来ないけど、近くであの匂いを嗅ぎたい。
ふんわりと部屋に残る、あの残り香を、直接嗅ぎたい。
穂乃果「海未ちゃん....」
穂乃果「すぅぅ....」
海未ちゃんの長い髪の毛を、手で持って....。
鼻に近づけて、匂いを嗅ぐ。
まるで海未ちゃんが体の中に入っていくみたいで、どこか、むずむずしちゃう。
相変わらず胸のドキドキは収まらないし、頭はぽわぽわしてきた。
穂乃果「いい匂い、いい匂い」
穂乃果「海未ちゃん....いい匂い」
穂乃果「はぁ、海未ちゃん」
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