過去ログ - エミヤ「今度こそ、誰も泣かずに済むように――」
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/05(金) 00:18:20.46 ID:30MPDN5p0
少女「ね、姉さ――」

剣がその少女の頭を切断するという寸前で、体の動きが強制的に止められる

あまりの恐怖に気絶したのか、少女はその場に倒れ込む

アーチャー「凛、令呪を――。一体どういうつもりだ」

凛「それはこっちの台詞だっつうの。アンタ一体何考えてんのよ」

アーチャー「見ての通り、敵マスターを殺そうとした。ただそれだけの話だが」

凛「何を開き直ってそう――はい?」

アーチャー「彼女の腕を見たまえ。令呪があるだろう」

凛「そんなはず――嘘、なんで桜に令呪が――?」

桜。それが今自分が殺そうとした少女の名前なのだろう

アーチャー「わかったのならば退きたまえ。今彼女の傍にサーヴァントはいない。殺るなら今がベストだ」

凛「桜がマスターなのはわかった。でもだからと言って話は別よ。アンタが桜を殺すっていうんなら力づくでも止めてみせる」

アーチャー「君が令呪を使ってでも止めるというのなら止めはしない。その場合君を殺してその少女を殺すだけだ」

凛「アンタ――そこまでして桜を殺したいわけ?」

アーチャー「無論だ。もっとも君もいずれ彼女を殺すべきだと選択するだろうが」

凛「どういうことよソレ?ちゃんと説明しなさい」

アーチャー「どちらにせよ私はその娘を完全に消すと言っているのだ。逃げるのなら今のうちだ、そこはもう安全ではない」

凛「だからちゃんと説明しなさいって言ってるでしょ」


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