過去ログ - エミヤ「今度こそ、誰も泣かずに済むように――」
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162:名無しNIPPER[saga]
2016/05/18(水) 22:28:51.26 ID:h2OX/Sn+0
イリヤ「この地の聖杯は願望器なんかじゃないわ。願望器としての機能は多少なりともあるけど、御三家の本来の目的はそれじゃない」

士郎「待ってくれよイリヤ、願望器を奪いあうのが聖杯戦争の目的のはずだろう?なのに聖杯が願望器じゃないって」

セイバー「そうです。願望器でないのであれば我々サーヴァントが召喚されるはずがない」

イリヤ「だから願望器だって偽るんじゃない。願いを叶えられると思ってやってきた魔術師とサーヴァントを目的のために利用する、それが聖杯戦争の正体」

凛「その本来の目的ってのは何なのよ?」

イリヤ「七騎分のサーヴァントとして召喚された英霊の魂が座に戻る際に生じる孔を固定して、そこから世界の外へ出て『根源』に至る。それが目的」

凛「七騎?」

イリヤ「ええ、それだけないと穴を固定するのに不十分だもの。願望器としてなら四騎分もあれば十分だけど」

士郎「根源って何なんだ?」

凛「ちょっと待って。衛宮君根源を知らないの?」

慎二「衛宮はど素人なんだよ」

凛「素人!?セイバーを召喚しててあんな凄い魔術を使ってたのに!?」

士郎「俺はあれしか使えないんだ。それにちゃんと教えてもらわなかったから、慎二やイリヤに教えてもらってようやく形になってきたとこだ」

凛「イリヤスフィールはともかく、魔術回路のない慎二がどうやって教えんのよ」

イリヤ「知識だけは無駄にあるのよソレ。覚えても意味ないのに」

慎二「お前らひょっとして僕の事嫌いなんじゃないか?」

凛「興味がないって言わなかったかしら?嫌い以前に関心がないのよ」

イリヤ「雑草なんて目障りだと思っても嫌悪はしないでしょう?」

慎二「」

ランサー「まあ、その、生きてりゃそのうち良い事あるってもんだ。気にすんな坊主」


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