過去ログ - エミヤ「今度こそ、誰も泣かずに済むように――」
1- 20
19:名無しNIPPER[saga sage]
2016/02/07(日) 20:07:33.71 ID:x/v7BcHl0
アーチャー「ふ――ならばする事はわかっているな凛」

担ぎ上げていた少女を凛の傍に降ろす

ライダー「な――動けたのですか貴方は」

アーチャー「縛りを解くのには十分に時間があったからな」

ライダー「く――」

アーチャー「ライダーは私に任せろ。何眠っている少女を始末するの等赤子の手をひねるようなものだろう」

ライダー「そんなことはさせません、貴方達が桜を始末するというのならば、私はけして容赦はしません」

アーチャー「宝具を使うつもりか。だが、あの娘が死ぬまでの時間程度稼ぐのは簡単だ」

凛「そう、遠坂として桜は生かしておけない。――でもそれは、桜が怪物になってからの話よ」

アーチャー「なに――」

ライダー「……」

凛「桜はこのまま行けば怪物になるのかもしれない。でも今は怪物じゃない、私の大事な妹よ」

ライダー「そう、貴方は桜の姉なのですね……」

アーチャー「君は今その少女を始末しないというのか」

凛「そうよ。桜が怪物になってしまうというのならどんな手を使ってでも止めてみせるわ。聖杯の力を借りてでもね」

アーチャー「それでは君は――この少女を救うために。他人のために聖杯戦争に参加するというのか」

凛「違うわ。桜を救うは私のため、私は私が桜を助けたいから戦うのよ」

アーチャー「だが、もし君が救えず彼女が怪物になれば――」

凛「その時はきちんと始末をつけるわよ」

アーチャー「――という事だ。だが油断はするなよライダー、君が君のマスターから離れれば私はすぐに始末しよう」

ライダー「ええ、これからは私は傍で貴方達から桜を守りましょう」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
181Res/128.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice