731:名無しNIPPER[saga]
2016/03/27(日) 04:30:13.20 ID:e23RAkfY0
恋「以心伝心ってやつだね…嬉しい…」
その時、唐突に恋の体が輝き始めた。
金色に輝くその様は、夜の暗闇の中でもハッキリと見えるものだった。
武内P「時間のようですね」
恋「うん。…ねえ、お父さん…お父さんは…」
恋が口を開きかけ、躊躇うように口をつぐむ。
何か言いたいが、何を言ったらいいかわからない。
そんな複雑な顔をしていた。
故に…
武内P「…恋」
恋「え?」
武内P「お母さんを、よろしくお願いします。そして、貴女もお元気で」
恋「…、うん!またね、お父さん!」ニコッ
武内P「ええ、また…」
その瞬間、恋が光となって弾けた。
光の粒子がまるで粉雪のように、辺りにふわふわと舞い落ちる。
それをぼんやりと眺めながら、彼は一言呟いた。
武内P「さようなら。いい、笑顔でした」
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