13: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:05:11.38 ID:A+00egOd0
勇者「では、僕がそのモンスターを退治して帆を取り返しましょう！」
船長「おお、助かります！」
14: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:05:53.75 ID:A+00egOd0
（数ヶ月後）
15: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:07:11.50 ID:A+00egOd0
ﾀﾀﾀ･･･
側近「魔王さま、勇者が死にました！」ﾊｧﾊｧ
16: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:08:49.05 ID:A+00egOd0
側近「･･･恐れながら魔王さま」
魔王「なんだ？」
17: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:10:05.59 ID:A+00egOd0
魔王「勇者って、死んだんじゃないの？はっきり死んだって言わなかった？」
側近「ええ、確かに死んだんですが･･･」
18: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:10:57.84 ID:A+00egOd0
魔王「どうせ、何回倒しても無限に蘇るんだろ？」
魔王「こっちは四天王クラスが死んでも１回しか生き返せないのに」
19: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:12:21.36 ID:A+00egOd0
魔王「とにかく、何でもいい。勇者を止める手段はないか？」
側近「そうですね、飛行船の動力を奪うとか･･･」
20: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:13:30.73 ID:A+00egOd0
（そして、数ヵ月後･･･）
21: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:14:36.88 ID:A+00egOd0
魔王（･･･城内に再配備した四天王たちの散り際は、それはとても見事だった）
魔王（あれこそ、悪の四天王という感じだったな･･･）
22: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:15:52.89 ID:A+00egOd0
魔王（どうやら、この世界は私がそう演じる事を期待しているらしい）
魔王（それでは、せいぜい望まれるように演じ切ってやろうではないか）
23: ◆rq3SaFhdBYcx[sage]
2016/02/05(金) 14:17:32.74 ID:A+00egOd0
魔王（･･･さあ）
魔王（その扉を開けて来るがよい、勇者よ！）
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