過去ログ - P「まゆの左手首がなんだって?」
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177:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:17:44.32 ID:wApH6opk0
 
「まぁまぁお嬢様。怪我無く目的も達成できたので、万々歳ではないでしょうか」

「大体、なんで急に爆発なんて起こすワケ?」

以下略



178:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:18:40.88 ID:wApH6opk0
 
「……ふ……ふふっ……ふふふふっ……!」


 俺の隣に座るまゆが、肩を震わせてくすくすと笑い出す。
以下略



179:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:19:29.44 ID:wApH6opk0
 
「つまり伊織さんが、まゆとプロデューサーさんの恋のキューピットだったってわけですねぇ」

「ぷふっ……こんなじゃじゃ馬なキューピットなら、神様はさぞ手を焼いているだろうな」

以下略



180:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:20:33.54 ID:wApH6opk0
 
「ヒューッ! お熱いですなぁ、お二人さん!」


 バックミラーを見ていた新堂さんが、茶目っ気たっぷりにそう言うと、
以下略



181:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:22:01.77 ID:wApH6opk0
==========

23.「母親」

 どさくさに紛れる形でまゆを取り戻した俺達は、そのまま伊織の家に泊まることになった。
以下略



182:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:22:53.59 ID:wApH6opk0
 
「フン。別にとって食べたりなんてしないさ……まぁ、座りたまえよ」

 俺達は、警戒しながら佐久間の向かいに座る。どうやら、昨日の黒服は連れて来ていないようだった。

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183:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:24:04.82 ID:wApH6opk0

 理解できないといった顔の俺に、佐久間がため息をついてから説明する。
 
「つまり、彼女――佐久間まゆは、テストの最中に修復不可能なまでに損傷してしまったので、

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184:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:25:11.76 ID:wApH6opk0

 そこまで言うと、佐久間が真面目な顔になり、俺の目をまっすぐに見て話し始める。
 
「正直言って、私はお前が憎い。キミがどう思っていたかは知らないが……私も、

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185:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:26:30.44 ID:wApH6opk0

「――まゆ」

 声をかけられたまゆが、小さく「はい」と返事をする。

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186:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 03:27:33.29 ID:wApH6opk0
 
「えぇっと、要するにまゆは……自由になったって事か?」

 俺の問いかけに答えることなく、まゆが渡された包みを開いて中身を手の上に出す。

以下略



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