過去ログ - P「まゆの左手首がなんだって?」
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22:名無しNIPPER[sage]
2016/02/06(土) 17:04:51.90 ID:gcW7znnLo
>>19
で、逆転勝利しない方に左半分の全毛根をかけるんでしょ?
23:名無しNIPPER
2016/02/06(土) 17:15:26.27 ID:jMKN4Ym3O
乙
24:名無しNIPPER
2016/02/06(土) 18:39:04.44 ID:RbTxC126O
>>19
賭け皿に何も乗ってないんですがそれは
25:再開です[saga]
2016/02/06(土) 19:35:44.43 ID:Yj9Ra/Qg0
==========
4.「天才」
目的地についた俺は、汗だくの額を拭って呼吸を整えると、目の前に立つ古びたアパートに目をやった。
26:再開です[saga]
2016/02/06(土) 19:37:55.35 ID:Yj9Ra/Qg0
「お〜い、いるか〜!」
ドアを軽くノックするが、返事は無い。だが、しばらくすると少しだけ扉が開かれ彼女――晶葉が顔を覗かせる。
27:再開です[saga]
2016/02/06(土) 19:39:25.75 ID:Yj9Ra/Qg0
そんな晶葉は畳の上の物を掻き分けてスペースを作ると、俺に座るように促し電気ケトルの電源を入れる。
そして簡素なデスクチェアに座ると、足を組んでこちらへ向き直った。
28:名無しNIPPER[saga]
2016/02/06(土) 19:40:37.13 ID:Yj9Ra/Qg0
「って、そうじゃない。実は、人を探したいんだよ……ほら、前にも志希がいなくなった時に、
匂いで探すセンサーみたいなの作ってくれただろ?」
29:名無しNIPPER[saga]
2016/02/06(土) 19:41:47.05 ID:Yj9Ra/Qg0
「いくら私が天才だと言っても、何でも出来るわけじゃあないからな。期待させて悪いが、物によっては力にはなれん」
「……まゆが、いなくなった。手掛かりも無いし、どこにいるのか……居場所の検討もつかない」
30:名無しNIPPER[saga]
2016/02/06(土) 19:42:58.24 ID:Yj9Ra/Qg0
しばし、晶葉が顎に手を当てて考え込む。
「分かった、何とかやってみよう……だが、少々時間を貰うぞ?」
31:名無しNIPPER[saga]
2016/02/06(土) 19:43:43.88 ID:Yj9Ra/Qg0
「分かっていると思うが、彼女を……まゆを信じてやれ。助手に迷惑をかける事を望むニンゲンじゃない。
軽率な行動を取る事は無いと、私は思うぞ」
32:名無しNIPPER[saga]
2016/02/06(土) 19:44:26.91 ID:Yj9Ra/Qg0
その時初めて晶葉がワイシャツ一枚である自分の格好を確認する。
「ばっ! バカもん!! 気づいていたならさっさと言わんかっ!!」
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