過去ログ - P「まゆの左手首がなんだって?」
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51:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:06:05.70 ID:rAAj1zaS0
「良かったぁ〜、これで蹴られずにすむよ〜」
「蹴られる……ですか?」
52:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:06:48.97 ID:rAAj1zaS0
「へぇ〜。この私をほったらかして、随分と楽しそうね」
背筋の凍る声とは、この事を言うのだろう。冷や汗をかきながら、声のしたほうへ振り返る。
53:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:08:51.40 ID:rAAj1zaS0
「こんのバカプロデューサー! 仕事ほったらかして何呑気に女の子くどいてんのよっ!!」
「ちょ……連打は止めて……っりんさまっ!!」
54:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:10:01.48 ID:rAAj1zaS0
――肩を叩かれ、俺はそこで目を覚ました。どうやら、少し寝てしまったらしい。
目の前に、心配そうな顔をしたちひろさんが立っていた。
55:名無しNIPPER[sage]
2016/02/07(日) 15:10:55.08 ID:YWwNA9QgO
困難半分不審者ですわwww
56:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:12:10.16 ID:rAAj1zaS0
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8.「嘘」
嘘をつくのは簡単だが、その嘘を突き通すのは難しい。だが、その嘘が誰にも見破られないならば、それは嘘でなく真実となる。
57:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:13:08.92 ID:rAAj1zaS0
「視覚に異常無し。その他の数値も正常……いや、ちょっと落ち着きがないようだが……『彼』がいないのだから仕方が無いか」
傍らのモニターに出力される数値を見ながら、その人物は手元のファイルに何かを書き記していく。
58:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:13:43.06 ID:rAAj1zaS0
「人の欲求とは難儀な物だな。まぁ、私も人の事は言えないが……」
「…………」
59:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 15:15:04.73 ID:rAAj1zaS0
書き溜め分が終わったので、ここで一旦区切ります。
後、8じゃなくて7.「嘘」ですね、ミスりました。
60:名無しNIPPER[sage]
2016/02/07(日) 17:24:15.91 ID:HtTXwxpG0
左乳首に見えた
61:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:34:10.43 ID:rAAj1zaS0
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8.「過去」
あれから何の進展もないままに二日――まゆがいなくなった日から数えたなら五日が過ぎた。
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