過去ログ - P「まゆの左手首がなんだって?」
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61:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:34:10.43 ID:rAAj1zaS0
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8.「過去」

 あれから何の進展もないままに二日――まゆがいなくなった日から数えたなら五日が過ぎた。
以下略



62:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:35:00.01 ID:rAAj1zaS0

「もう少しでキリの良い所まで行きますから、それまでは頑張りますよ」

「そうですか……なら、これでもどうぞ」

以下略



63:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:35:48.90 ID:rAAj1zaS0
 
「それじゃあ、お先に失礼しますね」

 そう言って、ちひろさんが部屋を出る。広い事務所にはもう俺一人だ。
 
以下略



64:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:37:25.44 ID:rAAj1zaS0
 
「まるで、誰かがまゆの活動を邪魔するように……」

 何気なく呟いた時、俺は思い出した。そして、スケジュール帳を引っ張り出すとこれからのアイドル達の予定を確認する。
 
以下略



65:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:38:53.22 ID:rAAj1zaS0
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9.「繋がり」

 今日でまゆがいなくなってから一週間。俺は今、凛の付き添いという名目でとある録音スタジオへと足を運んでいた。
以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:40:16.35 ID:rAAj1zaS0
 
「あーっ! 兄ちゃんじゃーん!」

「よお! 相変わらず元気だな、亜美!」

以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:40:55.86 ID:rAAj1zaS0

 しばし談笑していると、おずおずといった様子で凛が会話に加わってきた。

「あ、あのさ! プロデューサーって……竜宮小町……さんと、知り合いなの?」

以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:41:50.71 ID:rAAj1zaS0
 
「紹介するよ。今俺がプロデュースしてる渋谷凛。そんで、こっちが元同僚の……」

「双海亜美だよ〜!」

以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:42:42.49 ID:rAAj1zaS0

 先輩アイドルに囲まれて半ば放心状態の凛をおいて、俺は律子に話しかける。

「それで、久々に会ったってのになんだけど、ちょっと聞きたいことがあってさ」

以下略



70:名無しNIPPER[sage]
2016/02/07(日) 21:43:12.89 ID:LOJNJyZh0
モバつけろニキ冷えてるか〜


71:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 21:43:35.24 ID:rAAj1zaS0

 そこで俺は言葉を切ると、今度は真面目な態度で訪ねる。
 
「実はな、今度のゴシップの出どころなんだが……俺は961プロなんじゃないかって睨んでるんだ」

以下略



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