過去ログ - P「まゆの左手首がなんだって?」
↓ 1- 覧 板 20
92:再開です[saga]
2016/02/08(月) 20:15:20.53 ID:DNhouemE0
あまりにも急な展開に頭の理解が追いつかなかったが、まゆに、何か人には言えない事情がある事は、もう疑う余地もなかった。
「まゆを離すなって……それにあれは……」
93:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:16:42.92 ID:DNhouemE0
==========
12.「日記」
○月▽日
94:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:18:15.79 ID:DNhouemE0
○月△日
久しぶりに、あの人と会う。本当は何時間何分ぶりだとか、そういった気の利いた挨拶がしたかったけど。
95:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:19:15.03 ID:DNhouemE0
○月□日
寮の部屋に、家具を揃える。壁に作られたクローゼットの中に秘密の日記帳を隠して、その前に棚を置いた。
96:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:20:08.61 ID:DNhouemE0
○月○日
渋谷凛という子と、最近は良く一緒になる。
97:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:21:54.46 ID:DNhouemE0
×月▼日
本当に、腹が立つ、あの人達はなんて勝手な事をするんだろう!
98:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:22:45.80 ID:DNhouemE0
×月□日
最近、自分と他人の違いが分からなくなる。
99:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:23:53.56 ID:DNhouemE0
==========
13.「告白」
「それで、どうなんだ?」
100:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:24:48.19 ID:DNhouemE0
「なぁ助手よ。つまりお前はこう言いたいのだな? 彼女――佐久間まゆは、人間では無いのではないか、と」
「ああ……そうだ」
101:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:25:40.75 ID:DNhouemE0
バンッ! と、畳に拳を打ちつけて晶葉の話を遮る。
俺は今、どんな顔をしているのか、なぜこんなにも、心が落ち着かないのか。
102:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 20:26:38.14 ID:DNhouemE0
「いつだっ! いつから知ってた!? なぜ黙って……なんで教えてくれなかった!!」
もしこの事を俺が初めから知っていたら、もしかしたらこんな事になる前に、今とは違う選択を選べていたかもしれないのに!!
210Res/113.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。