過去ログ - もしもアタシがカリスマじゃなかったら
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18:名無しNIPPER[saga]
2016/02/07(日) 01:48:50.24 ID:FNkC1mc90
身体は大きくても、コイツは意外と中身は普通なんだって。
どんなに顔が怖くて、どんなに仕事ができて、どんなに堅っ苦しくても、何かあると自分の責任だって思ってしまう。
そんなコイツの一面はすっごく人間だった。
コートはあんなに暖かくて大きかったのに、こんな風に小さくて弱い一面もあるんだって。
それが分かるとさ、なんか笑えてきちゃって。アイツは困惑してたよ。……そうそう!その癖、やってたやってた!
こんな風に心配してくれて、安心してきてさ、アタシはアイツに言ったんだ。

アタシを見つけてくれて、アタシをプロデュースしてくれて、アイドルにしてくれて、ありがとう、って。
今回は倒れちゃったけど、これはアンタのせいじゃないよって付け加えてね。

アイツは照れたのか、首に手をやってい、いえ……なんて言っててさ。可笑しくて。
身体はきつかったけど、心は凄く気持ちよかった。
アタシにはこんなに心配してくれる人がいて、その人は見た目は怖いけど本当は人間臭くて。
やっと、その時になって気がついたんだ。

アタシ自身の「想い」に。


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