過去ログ - 連続パンティひったくり事件の真相
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7: ◆sBucZPdbnc[saga]
2016/02/07(日) 09:04:31.42 ID:gEFhjzwZ0
彼女は尚も私からそれらを取り返そうと縋りついたが、いい加減イライラした私は、横合いから彼女の顔に強めの蹴りを入れた。

なぜだか、たかが布切れ一枚に死にものぐるいになるこの女が醜く思えたのだ。

顎と首のあたりに綺麗につま先が食い込む感覚があり、彼女は鈍い音ともにズルズル転がる。一拍遅れて、大きくもどこか不自然な泣き声が上がった。

おそらく蹴られた勢いで舌を噛んだのか歯が折れたのか、なにかしらの怪我を負ったのだろう。

だが、罪悪感はない。

とりあえずこれ以上ここにいてはまずい。

私はパンティと紺のハーフパンツとを分け、用のないハーフパンツは半袖シャツ一枚でいる半裸の彼女目掛けて放り投げ、今度は来た道を全速力で引き返した。彼女の泣き喚く声が聞こえなくなるまで走った。

途中、彼女の汗で湿ったパンティをくしゃっと丸めてバッグへ突っ込んでおいた。レースの付いた白くスタンダードなデザインのものだった。

私は、パンツ男。

過疎山の町が生み出した、許されざる下着強奪犯である。


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