過去ログ - ロック「お前その髪型なんだよォーー!」レヴィ「?」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/08(月) 01:28:30.77 ID:dWRZK1EvO

俺はスーツに着替え、ネクタイを締めると家を飛び出した。
手には何も持たなかった。狂ったように駅に向かって疾走する俺の頭の中で受付の言葉が鳴り響く。


『お問い合わせでしたら直接の担当に』


元社員で今はただのゴロツキってわけかよ俺は。畜生!
涙が溢れてきた。ああ畜生!

何てことはない、最初から仕組まれてた、手の込んだリストラじゃないか! そんなに俺を会社から追い出したかったのか!


なぜ今まで気づかなかった。俺の乗る船を襲撃してからディスクを奪うまで、旭日重工とラグーン商会が示し合わせた上での狂言だったってことを。

自分の脳味噌のお花畑ぶりには、ただ泣くしかない。俺の身柄を預けて、くたばればそれでよし、生き残ったとしても欠勤期間満了で解雇すればよかったのだ。


エクストラオーダーの襲撃も、その後のディスク引き渡しも全部茶番。時代遅れの活劇じゃあるまいし、冷静に考えりゃこんな展開あるわけないだろ。

それを俺は、レヴィたちの仲間として認められたみたいに勘違いしてた。それでも、あいつらに殺されなかっただけマシと感謝しなけりゃいかんのか?


これは不当だ。俺は社員の地位を取り戻すだけの理由がある。こうなったら出るところへ出てやるまでだ!

狂言強盗でのディスク横領も切り札に……ならないか。あれには多分データなんか入ってない。
ただのピカピカ光る円盤だ。

ならば、そうまでして俺の首を切った理由は何だ。

何なんだ!?



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