過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2016/02/10(水) 22:25:04.29 ID:mddNkV7xo
天乃「私が呼んだのは貴女が私……久遠家についてどのくらい知っているのかと思ってね」
夏凜「久遠家について。ね……何かあった?」
天乃「自分の家について、私。何も知らないから」
以前は知っていたのかもしれない
けれど、今となっては
そう、二年間の記憶を失うよりも前に、天乃は家族の記憶を失っている
だから、変態の兄、自称一般人の姉が居ることも、
出会って話して学んだことだ
夏凜「……そうね。まぁ、私は所詮ただの勇者だから。あんたが首突っ込むような問題の答えは多分持ってないわ」
天乃「それでも。教えて」
夏凜「………………」
天乃の困った表情に、
夏凜はガシガシと手荒く髪を掻いて息をつく
夏凜「理解った。知っている限りのことは話してあげるわ」
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