過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
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149: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/02/11(木) 23:23:51.67 ID:6rKrDTk/o

天乃「まさか」

若葉「ならばなぜ、誰にもその心の内を明かさない」

天乃「……信頼しているからこそ。大好きだからこそ。言えないこともある」

若葉「主――っ!」

まただ

また、天乃は笑みを浮かべる

儚げで、悲しげで、

辛そうで、苦しそうで

しかしそれはとても美しく、人を惹きつけ盲目にする

天乃「私の一言はそうね、真夏の海水浴場に雪が降るくらい、空気が読めていないのよ」

若葉「それはつまり、珍しく、貴重で、奇跡的で、誰もが目を向けずにはいられないということか」

天乃「それでも別に間違いじゃないかもね」

若葉「なら、私はその雪が見たい。私たちはその貴重な経験がしてみたい」

天乃「若葉……」

若葉「いつでも可能な海水浴なんかよりも、真夏の雪合戦を私たちにやらせてくれ。主――いや、天乃」

若葉も笑う

それはとても挑戦的な、挑発としか受け取れないような笑みだった


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