過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
1- 20
269: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/02/13(土) 23:44:31.19 ID:wlzrxGa3o

天乃「夏凜。ひとつお願いがあるのだけど」

夏凜「ん」

天乃「んって、私まだ何も」

夏凜「兄貴を呼んで欲しいんでしょ? 知るべきことを知ってないから」

夏凜はわかりきったように、笑う

それは誇張でもなんでもなく

本当にわかっているからこその笑み

見透かすことはできないが、通わせることはできる。と

夏凜はそう信じているからだ

天乃「うん。そう。よろしく」

夏凜「理解った。呼んどく。多分、夕方か夜になるかも」

天乃「それで十分よ。ありがとう」

夏凜「呼ばない解決を目指したんだけど……ったく、世界は理不尽なんてもんじゃないわね」

天乃「甘さを刺殺したのが世界だもの。仕方がないわ」

そう言って笑う天乃を、みんなが悲しげに見つめる

頼ってといい

けれども何も成し遂げることができなかった自分達

無力さを痛感し、勇者たちは空を見上げる

星が落ちて世界が終わる。そんな危険なことが起きないものかと

ちょっとだけ、考えた


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/315.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice