過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2016/02/14(日) 00:36:44.87 ID:V72w7xm6o
春信「君と話すのは、とても久しぶりだ」
天乃「そうね。私はそれで良かったと思ってるわ」
春信「そうだな。君からしてみれば私は――」
天乃「私といると、貴方はソファでしか寝てくれないんだもの」
春信「……そうだった。君はそういう人だったね」
天乃のちょっぴり嬉しそうな笑顔から目をそらして、春信は呟く
普通なら、天乃の言葉は貴方と離れることが出来たから。なんて
そんな少し突き放すような意味合いを持っている
しかし、天乃の言葉となると
その意味は大幅に改変されてしまっているのだ
天乃「猫背になっていないようでなによりだわ。肩を痛めたりもしてない?」
春信「君が心配するようなことは何もない。至って健康――っ」
気が付くと、天乃の瞳が目の前にあった
目と目の距離はとても近く、鼻と鼻がぶつかってしまいそうな距離で
春信は思わず言葉が消えた
天乃「そう。それは良かったわ。健康的な生活をしてくれてるみたいで。隈もないし、それを隠してる感じもない。瞳の充血も。ないし」
春信「そ、それを確認するためとは言え、久遠天乃。近づきすぎだ」
天乃「……あら。ごめんなさい。貴方のことだから変に取り繕うかと思って。つい、まじまじと」
苦笑して離れた天乃を目で追う
見ていれば、普通の少女
口を開けば、楽しい少女
共にいれば、優しい少女
春信「………………」
春信は妹からの問いを脳裏に浮かべ、
十分に魅力的だと、答えを思う
けれど、それを口にする勇気はなく
天乃をいつまでも見ている勇気もまた、なかった
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