過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
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328: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/02/14(日) 16:13:46.67 ID:V72w7xm6o

若葉「主様ッ!」

天乃の動きは軽やかで、

たとえ詳細の分からない相手でも大丈夫だというような余裕が見える

いや、余裕が見えすぎていた

だからこそ

それはとても危なっかしく

ほんの数ミリのズレ、些細なミスで取り返しがつかなくなりそうな怖さがあって

思わず怒鳴った若葉を、天乃は見返して、笑う

天乃「大丈夫よ」

若葉「何が大丈夫なのか……ッ、私には何一つわからないっ!」

天乃「本当に、大丈夫。心配なんてしなくて良いから」

若葉「っ…………」

球子「問題が多過ぎるんだ。なのに、あの春信とかいう奴が変にこじらせて」

銀「無理言うなって。向こうには向こうの理由がある。向こうがどうだった。だからこうなるのも仕方がない。それは違うだろ」

球子「………………」

銀「向こうがこうだった。だからあたしたちはこうする。そうなるべきだろ。球子」

違うか? と、問う銀を一瞥して、球子は頷く

そんなことは言われなくても分かっている

けれど、そんな風に次を考えられるような余裕は現状……ないのだ


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