過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
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603: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2016/02/21(日) 19:13:54.64 ID:DYAkzfGzo

夏凜「聞いたわ。兄貴から」

天乃「春信さんも口が軽いわね」

夏凜「まぁ……妹の親友とエッチなことするのに、黙ってられる人じゃないのよ」

天乃「わかってるわ。冗談よ」

夏凜は呆れているような口ぶりで

けれどどこか少し悲しげな表情を浮かべていた

夏凜「すまないって。兄貴は謝ってた」

天乃「どうして?」

夏凜「恋人が居るあんたと、理由があるとは言えそんなことするから」

だから、すまないと兄貴は言った

理由があるならしていい

そんな簡単なものだったら恋人なんて関係も、夫婦なんて関係もただの肩書きで

不倫なんていうものも、でっち上げで合法化されてしまう

夏凜「兄貴は私達の死と隣り合わせの人生を知ってるし、あんたと樹の葛藤の末の交際も知ってる」

だから

だからこそ

夏凜「兄貴はそこに誰かが割り込まなければいけない流れをどうにも出来なかったことを悔やんでる」

天乃「そんな必要……」

夏凜「あんな硬い人でも。昔はね。私に向かって俺は夏凜のヒーローだ。なんて言う時期もあったくらいには正義感があんのよ」


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