過去ログ - 【安価でゆゆゆ】久遠天乃は勇者である【データ8】
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◆QhFDI08WfRWv
[saga]
2016/02/21(日) 21:21:39.37 ID:DYAkzfGzo
天乃「私のためなんでしょう? なら、口出しはしないわ」
夏凜「けど」
天乃「彼が私のためになると、考えてる」
それはつまり、
天乃のことを考えず、ただ単にその行為を行おうとしているのではなく
ちゃんと考えた上で
それでも、天乃の為になると思ってやろうとしてくれているということ
天乃「それに、初めては大切だって聞いたわ」
夏凜「……それは」
天乃「その大切なものを勉強に使う彼の意志を、私は尊重したい」
夏凜「………………っ」
そんなことを言われたら、何も言えない
そんな自信に満ちた表情をされたら
天乃を傷つけることになるかもしれないと思っていた自分が、情けなくなってくる
夏凜「あんたって、本当に……中学生には思えないわよね」
天乃「え、な、なんで? この場面でどうしてそんなことになるのっ!?」
夏凜「なるからなってんのよ」
下に見えるとは一言も言っていない
それでもそう思っている親友を見つめ、夏凜は嬉しそうに笑っていた
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