過去ログ - 【グラブル】グラン「愛に秩序は必要なのか」【ss】
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138: ◆rDGuVmz79Q
2016/02/13(土) 01:21:37.32 ID:xVrIM0fF0

グランが走り出し、図書館を出ようとしたその瞬間だった。

…ゴーン…

グラン「くそっ、もうそんな時間だったか!」

…ゴーン…ゴーン…ゴーン…ゴーン…ゴーン…ゴーン…

無慈悲にも鐘の音は七度。空気を街を揺らしていく。

ルリア「また急激に力が強くなりました!」

リーシャ「星晶獣は…?」

三人は広場へと躍りでる。
人っ子一人いない街並みは気味が悪いほどに静まり返っていた。

リーシャ「グラン、あれを!」

リーシャが指差した彫刻。そこに嵌められたガラス球はその中で何かが蠢いているように見える。

ルリア「なんだか…とても苦しそう…」

グラン「己の容量を超えたか?にしても嫌な雰囲気だ…」

リーシャ「姿形は持たなくとも、星晶獣たる力は持ち合わせているんですね…」

グラン「そうか、あの女の子は本当に見てたんだな、星晶獣を!」

リーシャ「なるほど、実体化した星晶獣を守り神としてみていたってことか」

グラン「大人達は寝てるから見れなくても、準備に参加しない子供たちは普通に寝起きしてるから、起きてれば見るチャンスがあったんだ!」

一行は身構え、その行く末を見つめる。
だが、いくら経ってもなにか変化が起きることはなかった。

グラン「何も…おきないのか?そんなはずはない、現に女の子は見ていたわけだし」

リーシャ「暴走、してることが関わってる?」

ルリア「確かに力を感じます…でもなんて言うんでしょう」

ルリア「壁一枚向こうにいる、そんな感じです…」

リーシャ「もしかして、星晶の外に出てこれない?これじゃあ治めることもままならない…」

ルリア「どうしましょう…来れないなら会いにいくしかないのに…。そんな方法は…」


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