過去ログ - 【グラブル】グラン「愛に秩序は必要なのか」【ss】
1- 20
38: ◆rDGuVmz79Q
2016/02/08(月) 13:53:27.72 ID:91se9ofL0
静寂を破ったのは微かに感じる足音だった。

グラン(誰か来る…?)

この状況を誰かに見られるわけにはいかない。リーシャはまだ少し惚けているようだった。
言ってすぐに退いてくれそうにはない。

グラン「ヤバい隠れるぞ」

咄嗟にグランはこのまま隠れることを思いつく。

辺りにはシーツの山が散乱しているし、階段からなら踏み台に使った箱でギリギリ隠れてるはず…という願望的予測。

リーシャ「えっちょっ…団長!」

グランはリーシャを抱き寄せると手近なシーツを掴み、被る。
何か抗議したそうなリーシャを人差し指で制し、小声で話す。

グラン「とにかく今はやりすごしてくれ!」

リーシャ「は、はい…」

ドロシー「御主人様ー洗剤をお届けにー…ってあれ?」

ヴィーラ「お姉さまから書類をいただいているのに…団長はいないようですが…」

ドロシー「おかしいですねぇ、どこかで入れ違ったのでしょうか…」

リーシャ「あの団長?仲間なんですから隠れなくても…なんでそんなに震えてらっしゃるんですか?」

グラン「…俺はまだキャンプファイアーにもコルクボードにもなりたくない…」

リーシャ「いったい何を言って…」

ドロシー「後で帰ってくるとは思いますから、ここに置いておきましょう」

ヴィーラ「私もこのあとお姉さまと共に討伐の予定ですから、そうさせていただきます」

リーシャ「ほら何もないじゃ…」

ドロ ヴィ「もし遊び呆けているようなら…」

リーシャ「ないで」

ドロシー 「消毒をしなくちゃいけませんね」
ヴィーラ 「試切りをしないといけませんね」

リーシャ「…」
グラン 「…」

グラン「いったか…」

リーシャ「あの二人は一体…?」

グラン「まぁ色々あったのさ…、心を開いてもらったけどやっぱり厳しいし、勘違いしそうなこと言われるし」

グラン「詳しくは是非ガチャで引いてフェイトエピソードをみてくれ(自戒の念)」

リーシャ「?」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
164Res/133.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice