過去ログ - 男「やれやれ…世界を救ってやるか」
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41:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:45:39.23 ID:wKjeYM8b0
アラヤ「まだいろいろ言うことがあるから取り合えず家に入ろうよ」

ボディーチェックをされてる?
おい、そこは男の大切なところだ。
そして顔を赤くするな。
ポッ…てお前はウブか。
なんで防犯ブザーを奪うんだ?
てかなんで防犯ブザーを持ってたんだ? 
・・・・はっ!

男「おい勝手に家に入ろうとするな!」

アラヤ「あれ?反応がないから了承したのかと思ったよ」

男「都合のいい解釈だな…。世界だかなんだか知らないが勝手にしてくれればいい。僕の知らないところでな」

アラヤ「それは困るよ…時間がない。キミが必要なんだよ」

アラヤは本当に困ったような顔をした。
演技だとしたら相当なものだ。
今にも泣きそうだ。
…マジで泣くの?なんで?!

アラヤ「ぐすっ…お願いだよ。入れてくれよ」

アラヤが目を擦りながら上目遣いで頼んできた。  
あれこいつ男だよな?
そう言えば僕と同じくらいの背丈(僕は残念ながら四捨五入してギリギリ170)だよな?
顔はいいけど身長は小さ…控えめだな。

男「今日はもう遅いし……話をしたいなら他の場所でもいいだろ?日を変えよう。な?」

なんで僕は小さい子供をあやすみたいにアラヤに言い聞かせているんだ…。
さっきまで舎弟みたいにへこへこしてたんだけどな…。

僕の言葉を聞いたアラヤは急に笑顔になった。
いやそんな面白いことを言ったつもりはないぞ?

アラヤ「そうだね。じゃあ明日会おう。ちょうど土曜日だし朝から会えるね。場所はえ〜と……はい、ここに来てね。今ケータイ持ってないからボクの家の固定電話の番号を書いといたよ。じゃおやすみっ!」

アラヤはニパーッと笑い、僕の手に無理矢理メモを握らせ瞬く間に去っていった。



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