過去ログ - 男「やれやれ…世界を救ってやるか」
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43:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:47:22.29 ID:wKjeYM8b0
『三日目 夜』
おとこ「ヒーローになるためにはどうすればいいのかな?」
44:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:48:05.95 ID:wKjeYM8b0
『四日目 朝』
朝が来た。
新しい朝だ。
45:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:48:41.72 ID:wKjeYM8b0
「ピンポンピンポンピンポンピンポーン♪」
再び布団にうずくまってから5分もたっていないだろう。
誰かが我が家を訪ねてきた。
宅配便は両親がいつも時間を指定して受け取っているのでない。
46:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:49:18.66 ID:wKjeYM8b0
インターホンが鳴りはじめてから3分ぐらいたっただろうか?
やっと諦めて帰ったようだ。
音が鳴りやんだ。
ようやく落ち着いて眠れるな。
47:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:50:00.93 ID:wKjeYM8b0
足音が2階にある僕の部屋に続く階段を上ってくる。
あぁ〜、これ夢だな。
最近ホラー映画なんて見たっけな?
夢は夢だと気づいたときに覚めるものだ。ほら覚めろよ。はやく。
48:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:50:40.84 ID:wKjeYM8b0
男「見ての通りハマっている。手を貸してくださいお願いします」
やれやれ…と言った表情で幼馴染みが右手を差し出してくれた。
いや、待て。
49:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:51:15.31 ID:wKjeYM8b0
右手がふにゃっとした柔らかいものを包み込んだ。
ほのかに温もりを感じる。
………え?
幼馴染み「……な、なにしてん?」
50:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:52:20.73 ID:wKjeYM8b0
僕は床の上で正座していた。
男「本日はどのようなご用件でいらっしゃったんでしょうか?」
幼馴染み「昨日言った通りよ」
51:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:54:26.32 ID:wKjeYM8b0
幼馴染み「よし。腹も満たしたし、そろそろ行こう」
幼馴染みは2つのお盆を空にした後、そう言った。
男「そうですか。これはほんの気持ちです」
52:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:55:04.78 ID:wKjeYM8b0
男「…ここまでおしゃれする必要ある?」
僕は幼馴染みにファッションショーを行わさせられ、髪をワックスで整えられている最中だった。
幼馴染み「これはおしゃれじゃなくて高校生として当たり前の身だしなみよ」
53:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:56:07.62 ID:wKjeYM8b0
9時ちょうど。
僕は高校生らしくちょっとシャレた格好で幼馴染みと共に家を出た。
今着ている服はなぜか幼馴染みが持ってきたものだ。
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