過去ログ - 男「やれやれ…世界を救ってやるか」
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6:名無しNIPPER[saga ]
2016/02/08(月) 03:17:39.90 ID:wKjeYM8b0
始業のチャイムが鳴った1分後。
教室にやって来たのは担任ではなく、僕と同じ遅刻仲間だった。
ちなみに僕はいつもギリギリで遅刻にはなっていない。
こいつはいつもギリギリで遅刻している運の悪い奴だ。
「やべっ、ちこくちこく〜っと。あれ、先生まだ来てない?」
男「そうだよ。僕が来てからまだ姿を見てないし」
僕が学校についたのは2分前だけどな。
心臓が痛いほど動機しているが平然とした態度で話をする。
「なんだ、朝食しっかりと食べてこればよかった。…何でお前汗かいてるんだ?もう秋だぞ?」
男「ちょっとヤツに追われてな…」
僕は時間に追われていた。
生き急げ!僕ら。
「ちょっとサツに追われた!?お前何をしたんだ?」
バターが塗られたパンを食べながら前の席に座った彼は、今年初めて同じクラスになり、ひょんなことから関わるようになった。
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