過去ログ - ガルパンSS・みほ「進路かあ」
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5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:33:56.72 ID:a+lR9u3jo
「あれ、みんな私に合わせてくれようとしてる?」
 私が聞くと皆さん呆れたような顔でこちらを見てきます。
「当たり前じゃん!」
 と沙織さんが言えば華さんもこちらにしっかりと向き直りました。
「みほさんの指揮のもとで砲手を続けたいです」


6:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:34:22.56 ID:a+lR9u3jo
「ええ、でも進路は大事なことだし私なんかに合わせること無いよ」
 私は皆さんが一時の感情で重要な選択を決めてしまったのではないかと危惧していました。でも優花里さんが真面目そうに言うのです。
「私達とて考えなしではありません。そりゃあ学びたいことは各自違いますけど西住殿が誘われたのは全て名門の総合大学ですから大丈夫です。だったら西住殿と一緒に戦車道を続けられる道を選ぼうってみんなで考えたんですよ」
「一度きりの人生だ。気心のしれた仲間といるほうがいいだろ」
 麻子さんもそう呟きました。私はあまりにも予想外だったのでぽかんと口を開けてしまったようです。沙織さんに「よだれが垂れるよ」と閉められてしまいました。


7:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:34:48.92 ID:a+lR9u3jo
「それではまずどこから参りましょうか」
「潜入捜査ならお任せください。大学は制服の手配が必要ないですから簡単なものですよ」
「いや普通に堂々と行こうよ……」
「乗り換えが多いと寝れないから嫌だな」
「もう、麻子はそんなことばっかり言って!」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:35:14.48 ID:a+lR9u3jo
 私はやっと気が付きました。みんなは適当な軽い気持ちで私に合わせてくれるんじゃない。自分で方向を選んで、より良い道を選び抜こうとしてくれていました。
「じゃあまず黒森峰から」
「遠いな」なんて言うのは麻子さんらしいや。
「後回しにするとお姉ちゃんが悲しんじゃう」
「あの西住まほ選手がですか? にわかには信じがたいです」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 03:36:13.02 ID:a+lR9u3jo
「それじゃあ、黒森峰大にレッツゴー!」
「そこは、パンツァー・フォーではありませんか?」
「それもそっか。じゃあみぽりん、いつもの!」
 沙織さんと華さんに促されて私はいつものセリフを高らかに読み上げました。
「パンツァー・フォー!」
以下略



10: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/08(月) 03:38:48.21 ID:a+lR9u3jo
短いですがおわり
読んでくれて有難う


11:名無しNIPPER[sage ]
2016/02/08(月) 04:39:53.07 ID:6oHRKceZo
乙!


12:名無しNIPPER[sage ]
2016/02/08(月) 05:08:43.21 ID:5oGkiyg8o
改行しろっつうのゴミクソ
脳死で乙してる奴が一番たち悪いな


13:名無しNIPPER[sage]
2016/02/08(月) 05:19:38.21 ID:n03Z7P1Io



14:名無しNIPPER[sage]
2016/02/08(月) 06:50:51.54 ID:91YEE6NmO
おつ


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