過去ログ - 蒼の中まで
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18: ◆5PbOyWSJj6[sage saga]
2016/02/08(月) 06:35:05.07 ID:GiZ55uvso

葵「さて、じゃあ二人とも揃ったことだし名前を教えてもらえるかな」

明日香「はい! 倉科 明日香 (くらしな あすか)です! よろしくお願いします!」

(倉科さん、ね……)


心の中でリア充(女)の名前を更新しながら、自分も当り障りのない自己紹介を終わらせる。

職員室の中という緊張せざるを得ない場所(自分だけ?)のせいで、少しどもってしまったのは内緒だ。

先生は手に持っている紙と私たち転校生ズを見比べながら――おそらく履歴書みたいな物だろう――満足そうに頷いた。


葵「君がこっちで、君がこっちだな。私は君たちの担任の各務葵だ。よろしく頼むよ」

葵「じゃあこれからの簡単な説明と、少し書いてもらいたい書類があるから……場所を移そうか。ついてきてくれ」


先生は紙をいくつか机から取り出すと、隣の部屋に続いているであろう扉に向かって歩き出した。

それに続いて歩いて行く途中で、倉科さんに話しかけられる。


明日香「同じ日に転校してくるなんて、すごい偶然ですね! よろしくお願いします!」

「うん、一人だと心細かったし心強いよ。よろしくね」


うーん、なんというか、こう……可愛い子だ。

ちょっとアホの子? っぽい雰囲気があるけどなんといってもこの容姿。これは男が放っておかないだろう。

私は――




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