過去ログ - 男「ぬらりひょん?」女ぬらりひょん「そうじゃ」
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◆eh41cWImoQ
[saga]
2016/02/19(金) 16:03:23.66 ID:CMqc8HTg0
男「あれ?違いました。じゃあ妖怪だったのか」
女性「なにを言って…」
男「ん?貴方妖怪ですよね?」
女性「……何故?」
男「俺そういうのなんとなく分かるんですよ。最近妖怪に会う機会が多くなったからなのかな?人間との違いっていうんですかね」
男「それに貴方、こんなに暗いのに明りをなにも持ってなかったじゃないですか」
女性「……そうですか」
女性「なかなか、鋭い方なのですね」ジュルリ
そのとき背負っていた女性の重みがズシリと重くのを感じた。
男は背筋にゾクリと悪寒が走り、振り向くこともせず、女性を落とすようにして、飛びのいた。
ゴロゴロッ!
男「っ!?」バッ
女性「ふふっ、お見事」
女性の腕は先ほどまでの白い人間の腕ではなく、巨大な鎌状のものへと変化していた。
男「か、蟷螂!」
大蟷螂「そう私は大蟷螂です」ギラッ
男(ま、マズイ!!)ゾクッ
男「くっ!」ダッ
ヒュッ ズガンッ!!
男「なっ!?」バタッ
大蟷螂「何処へ行くの?」
男(は、早い!まるでボクサーのジャブみたいに鎌を打ち出してきやがった!そ、それに木に突き刺さる威力、体に当たれば確実に穴があく!)
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