過去ログ - 男「ぬらりひょん?」女ぬらりひょん「そうじゃ」
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◆eh41cWImoQ
[saga]
2016/02/17(水) 11:06:15.51 ID:VtY1YyIZ0
狐陰陽師「封印されてたマヌケな妖怪にしては鋭いのね」
女ぬら「…何故それを?」
狐陰陽師「私の師匠は凄い人なの。千里眼でなんでも見通しちゃうんだから」
狐陰陽師「この札もお師匠が私用に調整してくれたのよ」
女ぬら「なんじゃ、他人の力を振りかざして威張るだけの小娘か」
狐陰陽師「……なんじゃと?」ピクッ
女ぬら「ん?」
狐陰陽師「ゴホンッ」
女ぬら「それで、人間のほうはどうした?」
狐陰陽師「さっきの男?熱々のピザを顔にぶつけられて玄関で転げ回っているわ」
女ぬら「……ほう、そうか」ニュルニュル
女ぬら「同じアヤカシのよしみで手加減してやろうかと思ったが、人の男に手を上げてただで済むと思うなよ」ゴゴゴゴゴッ!!
狐陰陽師「図に乗るなよ。男を抱え込むことしか能がない売女が」ゴゴゴゴッ!!
女ぬら「ふっ!」ブンブン!
狐陰陽師「破ァ!!」シュパパパpッ
ヒュンヒュン! ドンンガラ!
狐陰陽師「息巻いたわりには物を投げるしか手段がないの?」フッ
女ぬら「貴様も一緒じゃろうが」
狐陰陽師「一緒にするんじゃないわ!」
ドンガラガッシャーン!
狐陰陽師「破ァ!!」
女ぬら「くっ!」
狐陰陽師「遅い!遅い!陸にあがった蛸なんて狐に食べられるだけの存在なのよ!」
女ぬら「……いや」
女ぬら「儂の勝ちじゃ」
狐陰陽師「ハァ?なに言ってっ!?」グラッ!
バタン!
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