過去ログ - 洒落たバーでカシオレを頼んだ男の話
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24: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/08(月) 22:41:51.82 ID:5ewYfQ9y0
しまった、彼女に存在がばれてしまうんじゃ……
だが、その声に振り向いたのはマスターだけだった。
複雑な気持ちだけど、とりあえず一安心した。
次に注文したのは「XYZ」というもの。
これを選んだ理由は、漫画で知っていたからだ。
カシオレだけじゃ格好もつかないしね。
……といった、下心にも似た姑息な理由。
それが届くまでの間も、僕は彼女に近づき、「ありがとう」は言い出せなかった。
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