過去ログ - 洒落たバーでカシオレを頼んだ男の話
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41: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 05:18:31.73 ID:6Q+gtuBK0
ここの雰囲気がそうさせるのか、はたまたおじさんがそういう人なのか分からない。
僕は相槌を打ってあげるだけだったが、それでも楽しそうにいろんな話をしてくれた。
音楽の事、遠征先のご飯の話、奥さんの話。
酒がすすむにつれ、ついには僕の仕事の相談にも乗ってもらった。
結局その日はあの人は現れず、僕は楽しい人生を送るおじさんと語らいあうに留まった。
でも、不思議と悪い気はしない。
おじさんの、
「またな」
の一声がそう思わせた。
ここは本当に不思議なところだなあ。
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