過去ログ - 洒落たバーでカシオレを頼んだ男の話
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79: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2016/02/09(火) 23:59:44.02 ID:6Q+gtuBK0



僕は彼女との“会話”を通して、色々なことを教えてもらった。


なにも聞こえないために、友達がいなかったこと。
なにも聞こえないために、家でパソコンを通した仕事しかできなかったこと。

人との関わりを持ちたくて、同年代の子が行くカフェやバーにも行ったこと。
結局それらはどこも馴染めず、たまたまこのmonsieurに行きついたこと。
マスターが手話で話してくれたことが嬉しくて、この店が好きになったこと。


いずれは他の「声」を持つ人たちともここで、こうやって“会話”することを夢見ていたこと。






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