過去ログ - 杏「やーチョビ子」アンチョビ「チョビ子って呼ぶな!」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:19:40.55 ID:VXWp0UlwO
杏「で、チョビ子もこの大学なんだ」

アンチョビ「それは私のセリフだ!……お前なら、もう少し頭のいい所に行ける……と言うか、戦車道推薦取らなかったのか?」

杏「まあね。チョビ子と同じとこ行きたかったし、推薦は蹴った」

アンチョビ「……下手な嘘だな」

杏「あっりー、ばれちった」

アンチョビ「冒頭の台詞を思い出せよ。明らかに私がここの学校だってわからない台詞じゃないか」

杏「あー、言われてみればそだね」

アンチョビ「…………」

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:22:56.82 ID:VXWp0UlwO
杏「でさ、チョビ子こそ戦車道推薦は取らなかったの?私なんかよりそっちの方が引く手あまただと思うんだけどさ」

アンチョビ「私も蹴ったよ。結局、アンツィオはベスト4すら達成できなかったしさ。ろくに結果も残してないのに推薦される資格はない!ってね」

杏「律儀だねぇ」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:23:24.74 ID:VXWp0UlwO
杏「じゃーチョビ子で……でなんだっけ、そうそうアンツィオから出たら脱ソウルネームかと思ったんだけど、まだその名前で通してるんだね」

アンチョビ「おいおい、なんてったって魂の名前だぞ?名乗り続けるに決まっているだろう!」

杏「一生?」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:24:09.10 ID:VXWp0UlwO
杏「そういやさ、他のアンツィオ生はこの大学来てないの?」

アンチョビ「そうだな、ここにいるのは私一人だ」

アンチョビ「そもそもアンツィオは大学進学率はあまり高くないからな」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:24:47.91 ID:VXWp0UlwO
杏「いや、チョビ子がデレるなんて予想もしてなかったから、つい……」

アンチョビ「チョビ子呼ぶな……まぁ、ここでの知り合いらしい知り合いはお前くらいだし、そのくらいはね」

杏「……お前って何さー」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:25:19.88 ID:VXWp0UlwO
杏「じゃ、そんなわけで、宜しくねー」タタタ

アンチョビ「どういうわけだよ……それに宜しくって?」

杏「え、だってご飯食べさせてくれるんでしょ?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:25:48.06 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「しかし、やっぱり気になる」

杏「何が」

アンチョビ「お前がこの大学に来た理由だよ。そこまで頭が良いわけでも戦車道が強いわけでもない。どこだっていいなら学園艦の大学に行けばいいだけの話だろうに」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:26:25.22 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「それで?今日も家に来るのか?」

杏「あ、うん。今日のご飯なに?」

アンチョビ「……勘違いするなよ、お前を家に連れてくるとマードレが喜ぶから呼んでるだけだからな!」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:26:52.02 ID:VXWp0UlwO
杏「なあ、チョビ子」

アンチョビ「何だよ」

杏「今度一緒に大洗行かない」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:27:48.64 ID:VXWp0UlwO
杏「ふ〜、久々の大洗!空気が美味しい!」

アンチョビ「何!?アンツィオの方がもっと空気が美味しいぞ!!」

杏「そんなことないね!大洗の空気にはほんのりサツマイモの香りが……」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:28:15.26 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「それで?まずは学校に行くのか?それともご飯か!?」

杏「んー、ご飯にしよっか」

アンチョビ「そうこなくっちゃ!!」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:28:49.02 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「うう……こんなご飯は初めてだ……」トボトボ

杏「そう言うなってー。干し芋美味しいでしょ?」

アンチョビ「確かに美味いけど……歩き食いなんて、はしたない……」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:29:15.14 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「……おい」

杏「あー?」

アンチョビ「そろそろ夕方だが、学校はいいのか?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:29:42.39 ID:VXWp0UlwO
杏「まずねー……私と一緒にここに来てよかった?」

アンチョビ「?ああ……良かったよ、楽しかった。色々な店見て回ったり、ゲームしたりとか。お前とやるのは新鮮だったからな」

杏「……そっか、じゃ、次ね」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:30:25.77 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「甲乙付け難いが……ま、お前の方かな」

杏「……!」

アンチョビ「確かにご飯も好きだが、だからって親友を蔑ろにしちゃいけないだろう」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:30:52.65 ID:VXWp0UlwO
杏「じゃーこれで最後の質問ね」



杏「私がチョビ子のこと好き、って言ったら、どうする?」


17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:31:19.32 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「……その好き、というのは」

杏「うん、たぶんチョビ子が思ってるとおりであってると思うよ」


以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:31:46.48 ID:VXWp0UlwO
杏「嘘じゃないよ。私も生徒会長とはいえ、人の上に立つ身だったからわかるのさ」

杏「チョビ子は優しいし、面倒見がいいし、信頼できるし、一緒にいて安心できる」

杏「アンツィオ校のみんなを見て、私羨ましかったんだよねー」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:32:14.14 ID:VXWp0UlwO
杏「ま、ひとことで纏めるなら」

杏「チョビ子のカリスマに当てられた、ってところかな」

アンチョビ「…………」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:32:43.62 ID:VXWp0UlwO
アンチョビ「……はー」ポリポリ


アンチョビ「そういやアンツィオ時代にも何度かあったなー、そういう告白」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/08(月) 21:33:10.02 ID:VXWp0UlwO
杏「……うん、そうだね」


杏「今までは私もそう思ってたよ」

以下略



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