過去ログ - ガルパンSS・みほ「黒森峰大学かあ」
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13: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:44:17.89 ID:m0XDnor+o
「なんか同じ戦車でもよそのって感じがする」
「そうですね、匂いも違う気がします」
 お姉ちゃんが「とりあえず練習場を何周かしてこい。W号ならみんな顔が出せて見学には丁度いいだろう」と言いました。
「じゃあみぽりん、いつもの!」
「西住殿、お願いします!」
以下略



14: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:44:43.67 ID:m0XDnor+o
「飛ばすぞ」
「見学なのに飛ばしたら意味ないでしょ!」
 みんなでわいわい言いながら戦車道の練習場を走ります。
「風が気持ち良いなあ」
「そうですねえ……ねえ西住殿、私たちは去年の全国や大学選抜との戦いの時見ているだけでしたけど、お姉さんと仲直りできて本当に良かったですね」
以下略



15: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:45:12.24 ID:m0XDnor+o
 私たちが車庫に戻ってくるとお姉ちゃんの他に何人かの学生さん達がいました。
「おかえり、みほ」
「只今戻りました……えっと、そちらはもしかして」
「久しぶりね、みほさん」
 お姉ちゃん以外の学生さんは皆さんあの、私のせいで負けた年卒業なさった黒森峰女学園の先輩方でした。
以下略



16: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:46:00.62 ID:m0XDnor+o
>>14
(誤)きっとどこに言ってもこの調子でやっていけるんだろうな。
(正)きっとどこに行ってもこの調子でやっていけるんだろうな。

サーセン


17: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:46:26.27 ID:m0XDnor+o
 私が深く頭を下げると、先輩が顔を上げてと仰ります。
「ありがとう。実を言うと私たちはもう怒ってないよ」
「あのときはそりゃカチンときちゃって色々言っちゃったけど、あなたが助けなかったら優勝したとしても晴れやかな気持ちになることはなかった」
「それに去年も今年も決勝戦見たわよ! あんなすごい指揮をするみほさんを見たら尊敬しか無いわ」
「あの、えっと、許してくださるんですか」
以下略



18: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:46:55.05 ID:m0XDnor+o
 お姉ちゃんを見ると穏やかに微笑んでいました。
「みほ」と、お姉ちゃんが私を呼びます。「お前が実家や黒森峰に負い目を感じることは、もう無いんだ」
 その瞬間、私の中で感情が堰を切ったように暴れだし、目から雫になってこぼれ落ちました。
 私は何年ぶりかに、わんわん声を出して泣きました。


19: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:47:35.20 ID:m0XDnor+o
「それでは見送ろう」
 私が落ち着いた頃、もういい時間になっていました。
 お姉ちゃんは「泊まっていくか」と言ってくれたんだけど、5人もいるからちょっと難しい。
 それに沙織さんが陸の観光もしたいというのでホテルを取ってあるんです。だからここでお別れになります。
「お姉ちゃん、色々ありがとう」
以下略



20: ◆naranciafLZ1[saga]
2016/02/09(火) 01:49:40.42 ID:m0XDnor+o
おわり
たまには変態じゃないお姉ちゃんを
まほチョビってよくね?僕はそう思いました

あと前スレで出したのこり三校全部やります
以下略



21:名無しNIPPER[sage]
2016/02/09(火) 03:37:02.49 ID:RgIqC85YO
おつ
スターリン大学とかほんとアレだなw


22:名無しNIPPER[sage ]
2016/02/09(火) 04:25:23.68 ID:S1m2iyr+o
乙!


23:名無しNIPPER[sage]
2016/02/09(火) 04:56:01.42 ID:/qK5KZ880
なぜ改行しないのか


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