過去ログ - 綾乃「恩人が分かんない稚内なのよ」
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4: ◆okE7RBemauzk[sage saga]
2016/02/09(火) 21:56:31.39 ID:ZF+BJpS80
「…だい…です…」

「しん…な。あとは…」

「…」

「お…しま…」

声が聞こえる

足音は遠ざかる

重い瞼を開いて声の主を捜した

「…!」

「どうした、松本…お、目覚めたみたいだな」

白衣で長身の先生と、少し小さい黒髪の女子生徒がベットのそばにいた

「西垣先生?それに会長も…」

ここは、保健室らしい。独特な匂いがした

「いきなり倒れたそうじゃないか。大丈夫か、体にけがは?」

一応、自分の体を触れたり見たりして確かめてみたが、異常はない様だ

「大丈夫…みたいです」

「そうか、大事を取って少し休むんだな。軽度の熱中症だと」

「…」

と言って、二人は私に手を振って出て行った

「ありがとうございます…」

とつぶやきながら私は膝を抱えた

(失敗した)

私はしでかしてしまった

自己管理・健康管理すらできていなかった

(ここで、これ以上休んでいるわけにもいかない)

すでに足が動いていた


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