過去ログ - 凛「嵐のなかの」花陽「恋だから」
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10:名無しNIPPER[sage]
2016/02/10(水) 00:20:46.00 ID:p5TmW1Sso
「―――ねえ、凛ちゃん」


「なあに?かよちん」


「ごめんね、疲れて帰ってきてるのに……でも、私―――」


ずっと寂しかったんだ。

火照った顔と、濡れた瞳の上目遣いで。恥ずかしそうに花陽は言います。

どきり。凛はいつも、花陽のこの誘惑に打ち勝てません。

かよちんのおにぎりが食べたいにゃーとか、お風呂に漬かってゆっくりしたいにゃーとか、今日はベッドでぐっすり寝たいにゃーとか。

いろいろと呑気なことを考えていた凛の頭の中は、全部吹っ飛んで真っ白になりました。


「……お、お手柔らかにお願いします」


その日は二人、朝まで愛し合いました。


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