過去ログ - P「成人したアイドルと飲む」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:39:25.44 ID:rf/2zYAI0
・登場人物は全員二十歳以上です

よろしくお願いします。

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:40:12.67 ID:rf/2zYAI0
P「えーっと、たしか指定された店はここだったよな……」ガラガラ

P「すいません。双海で予約していると思うんですが――」

双海亜美「おーい、兄ちゃんこっちこっち!」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:41:13.16 ID:rf/2zYAI0
亜美「もう、遅いよ兄ちゃん!」

P「悪い悪い、仕事がなかなか終わらなくて」

亜美「兄ちゃんは仕事と亜美どっちが大事なの?」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:42:40.18 ID:rf/2zYAI0
P「ところで他に誰が来てるんだ?」

亜美「今日はみんな仕事が忙しいみたいでほとんど来てないんだ。いるのは――」

如月千早「お疲れ様です。プロデューサー」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:43:31.05 ID:rf/2zYAI0
亜美「じゃあ早速注文しようよ!亜美はピーロンかな」

P「俺は生中で」

千早「わたしもそれで」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:44:24.67 ID:rf/2zYAI0
亜美「それじゃ、今日という日に乾杯!」

P「乾杯!」

千早「乾杯」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:45:25.03 ID:rf/2zYAI0
亜美「ところで兄ちゃん、結婚生活は順調ですかな〜?」

P「当たり前だ。この俺が選んだ女性だぞ?お前たちと飲んでくると言ったときも嫌な顔せず快く送り出してくれたよ」

千早「わたしも何度か会ったことがありますけど本当に良い人ですよね」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:46:11.57 ID:rf/2zYAI0
千早「でも、プロデューサーは手を出す気はなくても出されるのを期待する人はいたんですよね?」

P「……まぁな」

亜美「亜美その話久々に聞きたいな〜」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:47:04.66 ID:rf/2zYAI0
P「まず、登場人物は美希、あずさ、小鳥さんだ」

千早「美希はともかく音無さんとあずささんは意外でしたね」

P「そうだな」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:47:58.80 ID:rf/2zYAI0
P「それじゃ、美希から話そうか。俺が結婚の報告をしたとき美希はいきなり事務所から飛び出したよな」

亜美「あのときの様子は今でも鮮明に覚えてるよ〜」

P「それで、これはやばいと思って急いで全力で追いかけたんだ。そして、追いついたのは事務所から遠く離れた公園だった」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:49:01.50 ID:rf/2zYAI0
P「俺が声をかけても何もこたえない。ただひたすら遠くを見つめてるだけだった。そして――俺は警察に職質された」

千早「ぷふっ」

亜美「いつ聞いても急展開だね」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:49:53.48 ID:rf/2zYAI0
P「で、俺が警察に連行されそうになったそのとき、やっと美希が口を開いてくれたんだ『そこの人は美希のプロデューサーなの』って」

千早「美希が助け舟をだしてくれたんですね」

P「ああ、それで俺がお礼を言おうとしたときにその、なんだ――キスされたんだ」
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13:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:50:57.47 ID:rf/2zYAI0
P「話を戻すぞ。それで動揺してる俺に向かって『絶対トップアイドルになって後悔させてやるからね!ハニ……プロデューサー!』って」

亜美「おお……」

P「なんというか、少女が大人に成長する瞬間を見た気分だったよ」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:51:47.85 ID:rf/2zYAI0
P「その日俺はいつもの通り残業をしてたんだ」

千早「その『いつもの通り残業』ってワードが業務の過酷さを物語ってますね……」

P「そのときはお前たちが売れ始めた大切な時期だからな。後悔はしたくなかったんだよ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:53:01.22 ID:rf/2zYAI0
千早「それでどうなったんですっけ?」

P「ああ、あずさが俺のところに来て開口一番『好きでした』って」

亜美「ヒュー!」
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16:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:53:56.51 ID:rf/2zYAI0
P「その後『気づかなかった原因はやっぱりわたしとプロデューサーの距離が遠かったからだと思います。……これからは呼び捨てで呼んでください』って言われたんだ」

千早「そういえば、前は『あずささん』って呼んでましたね」

P「ああ、そうだな。あずさは抜けてるように見えて意外にしっかりしてるからな。尊敬の念もこめてさんづけしてたんだけどな」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:54:49.81 ID:rf/2zYAI0
P「それからはもう敬語を使ってないよ。あ、偉い人とかは別だぞ」

千早「知ってますよ。劇場のみんなからも『あのプロデューサーは話しやすい』って評判ですよ」

P「はは、それならよかったよ。全部あずさのおかげだな」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:56:39.18 ID:rf/2zYAI0
P「はぁ、そうか。わかった。覚悟を決めよう」

千早「そんなに嫌なんですか?」

P「小鳥さんの沽券に関わるからな」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:57:58.67 ID:rf/2zYAI0
P「あれは俺が結婚の報告をした日の夜だな。俺は例のごとく残業していた」

千早「……本当にお疲れ様です」

P「気にしなくてもいいよ。俺が無能なだけだからな。――すると小鳥さんが俺の目の前に来て号泣し始めた」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 18:58:55.29 ID:rf/2zYAI0
P「それで号泣しながら『グスッ、プロリュ〜サ〜。おめでどうございまずぅ〜』って祝福してくれてその後『実ばプロデューサーのことずっど好きだっだんです――ヴぉえ゛え゛』って告白しながら吐いた」

千早「あははははは!!」

P「いや、笑いどころじゃないから。俺のスーツが吐瀉物まみれになったからな?」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:00:05.57 ID:rf/2zYAI0
千早「ははははは!!でも、吐くって!吐く……って!」

P「千早、いい加減笑わないでくれよ。俺吐かれながら告白されたんだぞ……」

亜美「ほんと兄ちゃんはすごい体験をしてるね」
以下略



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