26:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:05:32.98 ID:rf/2zYAI0
亜美「でも兄ちゃんはすごいよね。結局そんな卑怯な手を使わないで亜美たちをトップまで導いたんだもん」
千早「そうね。プロデューサーには感謝してます」
P「おいおい、褒められても何も出さないからな。それに、もともとお前たちに実力と意志があったからだよ」
27:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:06:41.71 ID:rf/2zYAI0
千早「でもうちの事務所もあの頃に比べたらずいぶん大所帯になりましたよね」
P「ああ、そうだな。新人アイドルもたくさん入ってきたし、うちが運営する劇場もできた」
亜美「それに新しいプロデューサーもいっぱい入ってきたね!」
28:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:07:57.97 ID:rf/2zYAI0
亜美「兄ちゃん、本当に引退するの?亜美たちのプロデュースは!?」
P「亜美、落ち着け。引退すると言っても一時的にお前たちのプロデュースから離れるだけだ」
千早「……なるほど、後輩の育成に回るということですか……」
29:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:08:53.93 ID:rf/2zYAI0
亜美「えぇ〜、何回か会ったことあるけどみんな良い人たちだったよ?育成する余地ないんじゃない?」
P「ああ、俺もそう思うよ。でも、人間心の奥では何を考えてるか分からないからな。邪な気持ちを抱いてうちに入ってきたやつもいるかもしれん。そのためだよ」
千早「人の気持ち、考えは理解できませんからね」
30:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:10:28.35 ID:rf/2zYAI0
P「さ、何か湿った空気になったけどどんどん飲もう!せっかくの飲み会だ。楽しまなきゃ損だ!」
亜美「……うん、そうだね!千早お姉ちゃん何飲む?」
千早「わたし?わたしはあんまり強い方じゃないから――」
31:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:11:11.46 ID:rf/2zYAI0
…………
P「ほら、千早。店からでたぞ」
千早「うう、プロデューサー。恨みますからね……」
32:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:12:12.11 ID:rf/2zYAI0
P「ごめんな千早、久しぶりにお前と飲めて舞い上がってたみたいだ。今タクシー呼んだから少し待っててくれ」
千早「はい……」
P「ふぅ……」
33:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:13:10.07 ID:rf/2zYAI0
亜美「それにしても今日は意外だったよー」
P「ん、何がだ?」
亜美「兄ちゃんが色々考えてプロデュースしてること。ほら、幼い頃の心の傷は――とか」
34:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:14:08.25 ID:rf/2zYAI0
亜美「じゃあ何で教師にならなかったの?」
P「……教師には向いてないと思ったからだよ」
亜美「なんで?兄ちゃん面倒見いいし、絶対生徒に好かれると思うけどなー」
35:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:15:21.96 ID:rf/2zYAI0
P「はは、たしかにお前のイタズラには手を焼いたよ。――でも、俺がプロデュースしてて一番達成感があったのは間違いなくお前だよ、亜美」
亜美「え、亜美が!?」
P「ああ、ちょうど思春期に入る頃だからな。特に気を使ったんだぞ」
36:名無しNIPPER[saga]
2016/02/10(水) 19:16:21.22 ID:rf/2zYAI0
亜美「ま、亜美の知らないところで色々頑張ってくれたんだね。一応お礼はしておくよ」
P「はは、子どもがそんなこと気にするな」
亜美「む、亜美はもう子どもじゃないよ!ナイスバディの淑女だよ!」
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